クライアント
企業の声

自社Webサイトの必要性を日々感じていました

2006年に今の店舗をオープンしましたが、これまでずっと自社のWebサイトを作ることは必要だと考えていました。 しかし、伝統工芸に携わる手作業が多い仕事柄、インターネットはもちろんのことパソコンも初心者なので、何から手をつけていいか分からない状態でした。 これまで様々な観光雑誌に広告を掲載しておりましたが、やはり情報発信の量や質はWebサイトには勝てないと思います。

今は、観光客が旅行前に計画をたてる際に、必ずといっていいほどネットで検索してWebサイトを事前にチェックする時代ですので、集客のツールとして自社のWebサイトを作ることは、今後ますます必要だなと感じていました。

また、紅型工房で育った自分たちにとって、紅型は生活の一部でしたが、地元や沖縄の人でもあまり親しみのない方も多いので、紅型のもつ良さを多くの方に知ってほしいという思いから、Webサイトでの情報発信ができればいいなと感じていました。 そんな中、ジ―ドライブのスタッフの方からお電話でWebサイト制作のお誘いを受けました。 スクールのカリキュラムの一貫として、実在する企業のWebサイトを制作するという課題に、うちにも参加いただきたいとのことでした。

受講生に対して少しでもお役に立てられることがあればと思い、いただいた依頼をほとんど即答で受けさせていただきました。

不便に感じていたお客様とのやり取りが楽になりました

今までWebサイトがなくて一番不便に感じていたことは、紅型の体験教室で事前に（教室の一週間前までに）お客様にお好きな柄や色を選んでいただくやり取りが必要なのですが、以前はFAXや電話でしていたため、伝えるのに手間と時間がかかり非常に苦労していました。

それがWebサイトを公開してからは、体験教室のやり取りが非常に楽になりました。 また以前は、お店へのアクセス方法に関する問い合わせが非常に多く、Webサイトで明示できればいいなと思っていました。 お客様が車で近くまでいらっしゃっても入り口が分かりにくいせいか、誘導にも苦労を感じていました。 今では、分かりやすいようにアクセス地図の中に目印を盛り込んでいただいたことにより、所在地が明確なり対応がスムーズになりました。

Webサイトの評判は上々！ Webサイトについての話題に触れられることも多いです

Webサイトを公開した直後から反響があり、サイトの評判は上々です。

「Webサイト見たんですけど」とお客様からWebサイトについての話題に触れられることも多くあり、今では無くてはならないものになっています。 広告会社から取材があった時にも、「Webサイトもあるので」と雑誌にURLを載せてもらったりしているので、今後のお問合わせが多くなりそうです。

まるでプロのライターさんみたいな文章のクオリティでした

特に印象的だったのは、今回選ばさせていただいた Y.I.さんのサイトは、まるでプロのライターさんみたいに文章のクオリティが高く、スタッフ全員が驚かされました。

また、目の付けどころというか、押さえどころも良かったと思います。 紅型の柄の説明や沖縄独特のアイテムである石敢當（いしがんとう）についても、実際にお客様からの質問が多いポイントがしっかり抑えられており、こちらから敢えて依頼しなくても、こちらの言いたいことを理解し細かく掲載していただいたことは、「そんなところまで言っていないのに」と本当に感動しました。また、紅型のことについてもかなり奥深くまでよく調べられているなあと感銘を受けました。

コンペ形式でいろいろなデザインが見られるので他の企業の方にもぜひおすすめしたいです

当初、十数人が参加するというコンペ形式ということを聞き「こっちが選んでいいの?」という感じでした。コンペは、一人ひとり全部違っていたのでチェックするのは大変でしたが、デザインに関しては当初自分が考えていたものより「あ、こういうのもいいね」とだんだん広がっていくのが分かりました。

また、今まで発信者としての目線しか持っていませんでしたが、「お客様の目線でみたらどうだろう」など、自分たちの目線がだんだん変わってきたのを感じました。

ほとんどの受講生の作品は、こちらが事前に要望した通りのテイストで作っていただいたと思います。 サイトのデザインも、自分が好きな「かわいい雑貨っぽさ」をコンセプトにした作品が多く、その中から一つだけ選ぶのはすごく大変でした。

「お店としての出し方がかわいいな」とか「こういう見せ方もあるんだ」と新鮮に見させていただきました。 実際にお客さんの目線で何回も見返しましたが、最終的には Y.I.さんの作品が一番完成度が高く、全体的にバランスが良かったので選ばせていただきました。

その他の受講生の作品の中でも、デザイン的にピンポイントに気に入ったものがいくつかありましたが、構成的にもう少し仕上がっていたら後半どうなるかわからないから残念だねとスタッフと話していました。 今回、受講生の皆さん一人ひとり違う目線で作ってもらったので、自分たちにとっては非常に勉強になりました。

今後、ジードライブのサイト制作実習に参加をご検討されている企業には、ぜひ私どもからもおすすめしたいと思います。特に、コンペ形式というところが色々なカタチで客観的に自分たちが見られるので、大変おすすめです。

長山びんがたTIDAMOON http://www.tidamoon.info/

サイト制作のポイント

クライアントインタビューで「ナチュラルだけど沖縄の伝統である「紅型（びんがた）」も取り入れたサイトにしたい」 とのことでしたので、「ハンドメイド&ナチュラルなかわいい紅型工房」をイメージして制作しました。 インタビュー時の店舗写真からのオーナー様の好きな素材感も大切にしました。

Y.I.